2019年05月22日

【平成備忘録】過去、特に印象に残ったBEST20冊、並べてみます。

平成の終わりに、いわた書店の「一万円選書」に当選したという話の続きです。
本を選んでもらうための「選書カルテ」に記入しなければならないBEST20冊、大いに悩み、苦しみましたが、この20冊にしたよ!というご報告までに。
平成だけではなく昭和に読んだ本も入ってるけど、時期的に「平成が終わるまでに読んだ本」って感じになったのが我ながら面白かったです。
BEST20ではあるけれど、順番は付けていません。20冊選ぶのもドエライ大変だったのに、順番なんてとても付けられないです。
また、ちょっとズルもしていますwだからその旨いわた書店さんにもお詫びの一文を添えましたw
先に、平成シネマをまとめようと思っていたのですが、思いがけず当選の通知をいただいたため、本の方が優先になりました。映画はまだまとまっていません。何しろ10連休が(以下諸事情により割愛w)
というわけで、私の平成までのBEST20冊です、どうぞ。

※順不同です
※あくまでも私の好みと偏愛と偏見に満ちた選書ですが、だからこそ私のパーソナルな部分がダダ洩れになっていると思われます。何卒ご了承くださいw
※私が読んだタイミングでは単行本だったものもありますが、現実的に購入可能なものにAmazonリンクしています
※並べるだけってのも愛想がないのでちょっとずつ感想とか思い出とか書いてみたりなんかしちゃって
※そう思ったのはいいけど、ぼんやりしてる記憶に喝を入れながら20冊分書くってものすっげー大変だった件…
※映画もやろうとしてるんだけど大丈夫か私…







ハリー・ポッターシリーズ全巻セット J.K.ローリング


この本(っていうかシリーズ)は絶っっっ対外せない!と思って一番最初に入れました。全7作、上下巻に分かれたものを全部数えると11冊ありますが、無理矢理1作品と数えさせていただきますw
このシリーズをぶっちゃけひと言で乱暴にまとめるなら、魔法使いの純愛物語と言えるんじゃないかと思います。魔法界で愛されて生まれてきた魔法使いの子供をめぐる壮大な愛の物語を、ファンタステックに、ダイナミックに、ユーモアたっぷりに描き、時にシリアスに、ダークな世界を見事に融和させ、明と暗、光と闇、正義と悪、愛と虚無、そういう対照的なものを大胆にドラマチックに描いた、大人も子供も夢中になるファンタジーでした。また、家族愛や友愛の素晴らしさを存分に知らしめてくれた作品だとも思います。登場人物がいちいち魅力的で、一人ひとりの個性が際立つ作品だったと思うし、後半に向かってどんどん悲しい物語になって行くのは読んでいて本当に辛かったけれども、最後の最後でそこに向かうための物語だったんだなぁと腑に落ちる、実に巧妙に構成された、ある意味できすぎの物語だったと思います。何度読んでも楽しいし、何度か徹夜もした思い出深い作品でもあります。ハリポタのある時代に生まれてよかったと思える、間違いなく出会えてよかったと言える本です。





もの食う人びと 辺見庸


初めて読んだ時の衝撃は未だに忘れられません。
「食べることは生きること」という真理を、これほどまでに説得力のある形で描いた本を他に知りません。「食べる」という日常が、時代や国や人種が変わるだけでこれほどまでに違うのかという、「知らなかったこと」への驚きと畏敬、「知らなかったこと」への羞恥、「知らなかったこと」への感動、とにかくいろんな感情が知らぬうちに揺さぶられ、読めば読むほど気持ちが高ぶっていく一方で、妙に冷静になって行く自分もいて、それはつまり著者・辺見庸さんの感情を抑えた確かな心眼と観察眼、自分の目で見て感じてきたものを確実に的確に表現する卓越した力のなせる技なのだろうなと思いました。とにかく読みながらものすごくいろんなことを考えさせられたので、ものすごく疲れた記憶があります。ただしいやな疲れ方ではなく、爽快感を伴うものだったのがまた印象的でした。
単行本で一度読んだ後、文庫で2回読んだかな?既に20年以上前の本ですが、今読んでも恐らくゾクゾクとすると思います。時代を超えて語り継がれるべき永遠の名著ではないでしょうか。





童話物語〈上〉大きなお話の始まり 向山貴彦
童話物語〈下〉大きなお話の終わり
 

読んでいる間、ものすごーく楽しかった本。子供には勧められないような結構ヘビィな内容なのですが、それにもかかわらずとにかく楽しくてずっと読んでいたいと思った記憶が鮮明に残っています。
この本はファンタジーですがまったくキラキラしていません。たぶん本には書かれない細部に至る部分まで非常に細かな設定があるんだろうなと思わせる、目に見えない力が働いていたような気がします。あくまでもそれは作家側の設定にすぎませんが、彼らは作家の意図するところを軽々と越えて、その想像の世界で生まれ、生きて、生活をしている感じがすごかった。生きていれば、いいこともあるし悪いこともある。そういう当たり前のことが物語を通じて伝わってくるというか、ファンタジーなのに臨場感がありすぎるというか、リアルな「ナマモノ感」がすごかった。だから主人公ペチカの悲惨な状況が本当に悲惨に伝わってきて胸が痛むなんてもんじゃないし、何とかならないものかと祈りに似た感情が芽生えるし、一緒になって何だか大変!っていう状態でした。負の感情から生まれる希望とでも言いますか、どん底から始まっているからそこから上昇するしかないとでも言いますか。最初は辛いけど、最後は読んでよかった!と思う大好きファンタジーです。
作者の向山貴彦さんは、昨年47歳の若さでお亡くなりになってしまいました。「ほたるの群れ」も楽しみにしていたので、訃報を知った時は非常に悲しかったです。





メメント・モリ 藤原新也


人生のバイブル、指南書と思っている本です。一番最初に世に出たバージョンと、21世紀バージョン及び英語バージョンの3冊持ってますw
強烈な写真と言葉が並べられたこの本は、普段目を背けがちな後ろ暗い部分、できれば考えたくないこと、隠したいこと、そういうモノに対してダイレクトに容赦なく迫ってくる、ある意味危険な本かもしれません。激情と冷徹さが代わる代わるやってくるような、言葉と写真。何かを語りかけてくるようでもあり、無心でもあり、訴えかけてくるものがあると思えば、純真無垢そのものだったり。その時の自分の感情や状態が、ランダムに開いたページにそのまま反映されて見える怖い本でもあります。
後の著書で、この本に書かれた言葉は1日で書かれたものだと知り愕然とするのですがw、その時藤原新也さんの中にあった言葉がほとばしり出たってことなんだろうなぁと思うと、凄まじいと思うと同時に、その感情はどこから来てどこへ向かうのだろうと考えてしまいました。この作品のためのものだったのか、そうじゃないのか。でも未だにこの本を崇め奉るファンも多いので、その日その時に留まる類のものではなかったのだろうなぁと思えます。きっと今にも未来にも続く力そのものなんだろうなと思います。メメント・モリの力は、無限で果てしないと思います。





舟を編む 三浦しをん


辞書好き、言葉好きにはたまらない本。その言葉に尽きます。私は以前辞書を「読み物」としてひたすら眺めていた時期が何年かあり、辞書の面白さにハマったその時の経験が、この本を読んだ時により響いたのかもしれません。
また主人公の姓が素晴らしい。名は人を表すと言いますが、この人ほどピッタリな名前はないんじゃないかと思う「馬締くん」、空気が読めない風変わりな青年ですが、言葉にかける情熱は人一倍という辞書編纂のために生まれてきたようなキャラw三浦しをんさんは、こういうキャラクター書かせると光り輝きますw
今、時代は電子辞書に移り変わりつつあるのかもしれませんが(アプリでも売ってるしね…)、紙の辞書もこのまま残ってほしいと思っている一人です。あの特殊な薄い紙が大好きだし、調べて印をつけるのも大好き。使えば使うほど味が出る感じも大好き。年々目が不自由になってきているけれど(悲しいw)、あのちっさいちっさい文字が大好き。変な例文を見つけた時の喜びたるや砂金を見つけた時の気持ちに匹敵します。砂金見つけたことないけど。
辞書1冊にものすごい情熱が注ぎ込まれているんだなぁといういうことがわかる素晴らしき小説。並行して読むと楽しい本、並べておきますねw

新解さんの謎
新解さんの読み方
辞書になった男 ケンボー先生と山田先生
明解物語
辞書を編む
三省堂国語辞典のひみつ: 辞書を編む現場から
広辞苑はなぜ生まれたか―新村出の生きた軌跡





ガダラの豚 全3冊セット 中島らも


私は徹夜こそしませんでしたが、間違いなく徹夜本に数えられる一冊だと思います。読み出すとページをめくる手が止まらない、一気読み必至のイッツスーパーエンターテインメント!であります、隊長!
正に「エンタメ全部入り」といった体の小説です。超常現象や新興宗教、アフリカのアヤシイ呪術、手品とマジックと超能力、洗脳と薬漬け、そういうモノの中にアクションあり、エロスもあり、だけど物語の中心には家族愛という柱がある感じ。
前半から後半に渡っていろんな常識、定説、固定観念などがどんがらがっしゃんと崩されていくのもなかなか痛快で、目から鱗必至。登場人物たちの変貌も目を見張るものがあり、まさかまさかの展開にワクワクすること請け合いです。中島らもさんの底力を感じる超絶エンターテインメント、これは読まなきゃ人生損するよぐらいのことを言ってしまいましょう。この本読むと人生得するよw





ティモレオン―センチメンタル・ジャーニー ダン・ローズ


読後感は最悪ですが、今でも胸に深く残る本。悲しい出来事が連続で起こるにもかかわらずいろんな意味で忘れられない一冊になっています。
主人公はティモレオン・ヴィレッタという雑種犬。最初は老人と一緒に慎ましく幸せに暮らしてるのですが、ある男の登場によって捨てられ、野良犬となってしまいます。でもティモレオンは諦めません。おじいさんのところに帰るんだ!と旅をするわけですが、その間に出会ったさまざまな人との交流が描かれます。人との交流の中で生まれるいいお話かと思いきや、読者の期待をバッサリ裏切る展開を見せます。何て言うか、「世の中はそんなに甘くない」ということを知らしめるような内容で、犬が出てくるからきっと優しくていい話に違いないと思って読んでいると痛い目に遭います。しかも超辛口。シニカルで刺激強め。なんてこったいって気持ちになること請け合い。でも読んでいるうちに、こうあってほしい、こうなってほしいと思うのは私の勝手で、私のエゴに他ならないということに気付いて、当然こういう展開もあるよねと受け入れている不思議。ある意味ファンタジーだけど、寓話的に仕上げることで遠回しに皮肉っているのがすごいなぁと。この本で私はダン・ローズファンになったんですが、この本のほかにもう1冊しか手に入らなくて…もっといろいろ読みたいんだけどな…





星の王子さま サン=テグジュペリ


言わずと知れた名著。好きすぎて何冊持ってるのかわかりませんw英語版もあるしフランス語版もあるよ。英語版はともかく、フランス語読めないのに何で買った私。どんだけ好きなんだと。
何度読んでも気づきがあります。何度読んでも感動します。楽しくて寂しい。そういう物語だと思います。物語の内容を書かれた時代の政治や時代背景を反映させたりして深読みする人もいるみたいですが、それは読む人が勝手に考えればいいことで、素直に王子さまの言葉に耳を傾け思いを馳せればいいと思います。きっと読む時期やタイミングによって感じることも変わってくるでしょう。それでいいし、それがいい。そういう不思議な本だと思います。
と書いていたら、また読みたくなってきました。





七つの人形の恋物語 ポール・ギャリコ


登場人物よりも人形の方が多いお話。生きるのが下手で不器用な人たちばかり出てきます。そういうところが人間臭くて好き。
主人公のムーシュは、孤独でやせっぽっちで何の取り柄もないと思っている娘さん。不幸な身の上に絶望し、橋の上から身を投げようとしますが、人形使いに出会い思いとどまります。人形遣いは一筋縄では行かない人間で、冷酷で口は悪いし屈折してるし最初は何なんだコイツという気持ちになります。しかし彼があやつる人形たちは非常に魅力的で、それこそ七変化の体で客を魅了します。人形を通して語りかけられると、そこには人形しかおらず、人が操っているようには見えません。そこにこの物語の核があります。
最初はぎくしゃくしていた人間たちが、人形を通して少しずつ心を開いていく様が圧巻。寒く冷たく凍り付いた冬から春の訪れが感じられるような流れに、読んでいるこちら側も少しずつ気持ちが溶解していきます。そして最後の最後でずしーんとくる台詞でどかーんと感動し…私は電車の中でそのシーンを読んだのですが、余りの衝撃にその場に座り込みそうになりましたw感動しました、マジで。すっごくいい本。マジで。





アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス


主人公・チャーリーの一人称で語られる物語。最後の1行で涙腺崩壊する本の筆頭だと思います。
知能に障害のあるチャーリーは、誰にでも親切で、笑顔を絶やさない心の清らかな純粋な青年ですが、脳の手術を受けて天才に生まれ変わります。しかし精神面では急激な脳の発達に追い付けず、心は子供のままという状態で精神的にアンバランスになってしまい、最初の純粋だった頃のチャーリーを返せ!と言いたくなるぐらい人格が崩壊してしまいます。頭は素晴らしくよくなっても性格がサイテーになったチャーリー。知らなくてもいいことは知らないままの方がいいんだなと思ったり。天は二物を与えずってこういうことかと思ったり。言動も変わってちょっと近寄り難くなるチャーリー。この小説のすごさは、それを一人称で語っているということ、そして文章が知能の変化に伴って劇的に変わることにあります。原書は読んだことはありませんが、日本語訳のそれはその変化の様子が如実に伝わってくる構成。てにをはや漢字とひらがなのバランスを変えていくことで、チャーリーの思考を表現していったのです。後半、チャーリーの脳は以前の状態に戻り、さらに重い障害を抱えることになりますが、前半ひらがなだらけの稚拙な文章から劇的に賢くなって言ってることが理路整然としていき、言ってることが難しすぎて近寄り難くなるというピーク時からまたゆるやかに下降していくチャーリーの思考が、訳文から全部伝わってきて本当に切なくなります。極めつけは最後の一文。ああ、ダメ、思い出しただけで泣きそう。





文房具図鑑 その文具のいい所から悪い所まで最強解説 山本健太郎


山本健太郎少年による、身近な文房具を網羅したALL手描き図鑑。圧倒的な文房具愛にノックアウトされること間違いなしのものすごい本です。
文房具愛が高じて小学6年生の夏休みの自由研究のためにこの文房具図鑑を作ったという山本少年。とにかくものすごい情報量で、実際に使ったことがないと絶対に書けないであろう文房具たちの細部にわたって詳細を極めており、余りの情報量の多さに本当に圧倒されます。私はこの本を読んでいるうちに何だか泣けてきて、ついに号泣に至ったという経緯がありますw何でそんなに泣いたのかというと、心底感動したとしか言いようがありません。趣味も極めるとこのとてつもない領域に到達するのか!という驚きと、好きなことをとことん追求することの素晴らしさや、それをカタチにする力量に思わず呼吸を忘れましたwこの自由研究が本になった背景には、余りのすごさに大人が放っておかなかったってことなんでしょうが、その気持ち本当によくわかります。これは本当にすごいよ!って何度思ったことか。
本の中で紹介されている文房具を販売している各社の担当者が言葉を添えているところがこれまた素晴らしく、温かくやさしさに満ちている上に、山本少年の文房具に対する思いを誰よりも理解し、共鳴し、そして何より感謝していることが伝わってくる内容で、そんなのを見ていたら泣けて泣けて仕方ありませんでした。今も思い出しただけで泣けますw私の中ではスゴ本に数えている1冊です。すごい。





クリスマスのフロスト(シリーズ全部) R.D.ウィングフィールド


    



(あーーーーリンク貼るの大変だったーーーーw)
みんな大好きフロスト刑事、1冊だけなんて選べないよ!ということでシリーズでまとめさせていただきましたw
いつも展開は大体同じで、一つ事件をきっかけにどんどん事件が連鎖していき、フロスト刑事はそれらを押し付けられたり自らしゃしゃり出たりしながらたくさんの事件を並行して面倒見ていく過程で、ドタバタハチャメチャな展開が必ずあり、フロスト刑事の情に厚い人柄がにじみ出るエピソードが必ずあり、フロスト刑事の人間臭い言動や行動が染みるころにはすっかりフロスト刑事のファンになっているミステリー小説です。フロスト刑事はもちろん架空の人物なんですが、こんな人いたら大変!と思いつつ、近くにいたら人生楽しいだろうなぁと思わせてくれるような人物。下品だし、だらしないし、セクハラまがいのこともしょっちゅうだけど、いつもこんなにたくさんの事件、一体どうするの…?と心配になる頃、超鮮やかに伏線が回収されていく展開に、快哉を叫ぶっていうね。
このシリーズの一番の要はやっぱり何といってもフロスト刑事その人。超仕事人間でいつもクタクタで見た目もヨレヨレだけど、器が大きい人情味あふれる温かい人物。時々常軌を逸した行動に出るのが玉に瑕だけど、雨降って地固まるみたいな人。いろいろあったけど結果オーライ。そんな人です(どんな人だよw)だってこのシリーズ、フロストに会いたくて読むんだもの。作者のR.D.ウィングフィールドさんは残念ながら亡くなってしまったけれど、フロスト刑事は不滅です!




ライ麦畑でつかまえて J.D.サリンジャー


ピタッとハマる時期に読むべき本。おっさんになってから読んでも何も響かない可能性大wでも、その青臭いアオハルがたまらなく良かったりするのです。やれやれw
気持ちだけが焦り、世の中思い通りにならないことだらけだ!自分の周りは不条理だけでできているに違いない!と意味不明な怒りをエネルギーに変換して海に向かってバカヤロー!と叫びたくなっちゃうようなお年頃に最適な本です。20冊の中に入れるということは、私はたぶんいいタイミングで読んだのでしょうwとにかくライ麦畑に到達するまで、一体どうすればいいのどこに向かうのこの話wと思いながら読んでいくわけですが、ライ麦畑に到達した途端、目の前に本当にライ麦畑が広がり、麦の匂い、音、葉と葉が触れ合い風に揺れる音、景色がぶわああああああっと脳内に広がる瞬間が本当にたまりません。この一文を読むためにこの本はあるのか!とマジで思いましたもん。
ホールデン、やかましい!黙れ!と時に言いたくなること請け合いだけど、しゃべり続けなければ溺れてしまうと恐れている感じが胸に迫ってくるのも何やら切なく、じわじわとホールデンをよしよししたくなるのもこの本の特徴かもしれません。印象は強烈なまま、未だにホールデンうるさかったよねぇ、やれやれwとか思っていますwだいぶ大人になってから村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も読みましたが…随所で村上春樹節が鼻について集中できませんでしたw個人的には野崎孝さん訳のこちらの方が好みです。





永遠の仔〈上〉 天童荒太
永遠の仔〈下〉
 

読んだ当時の私の人間関係までリアルに思い出せそうなぐらい、その時持て余していた感受性まで思い出して苦しくなる本。天童さんが直木賞を受賞した「悼む人」より断然こっちの方がスゴイ作品!と個人的には思っています。天童さんの作品の中で「包帯クラブ」とどっちにしようか迷ったけど、「永遠の仔」でエントリーしました。
昨今、児童虐待事件のニュースが絶えず、耳にするたびに非常に辛い思いにかられるし、大人として何かできなかったのかと自問することが続いていますが、児童虐待は昔も今もたぶん一定数あり、これからも考え続けなければならない問題だと思っています。この小説は「児童虐待」がテーマのひとつとして取り上げられていますが、大人の歪んだ思想や自己肯定が子供に与える影響の大きさを訴えつつ、同じ痛みを知った人間同士の間に生まれる心のやりとりが大きなテーマかなと思います。子供の頃に背負った傷の大きさが後に大きな影響となって現れる典型的な流れが非常に重くのしかかり、最悪の想像をしながらそうでありませんようにと願い読み進めていると最悪の想像が当たってしまってズドーンと落ち込む展開ではありますが、そこに痛みを分かち合える人間がいたことで救われる物語でもあります。作品自体には救いはないかもしれませんが…痛みを知った人間から生まれる優しさと温かさ、思いやりという想像力、そういうものを感じ取る物語だと思います。





限りなく透明に近いブルー 村上龍


村上龍作品は大好きで、小説はほぼ全体的に読んでいて、どれも印象的で選びようがないというのが正直なところですが…初・村上龍体験をしたこの一冊をエントリー。ほぼぶっ飛んでる乱痴気状態の日常が淡々と流れる話ですが(それ全然日常じゃない!かもしれないが、本当にそういう話なのです)、主人公の目はどこか冷めていて、冷静というか冷徹です。この話を思い出す時、どういうわけか大江健三郎の「個人的な体験」を思い出します。たぶん私の中では「鳥(バード)」でつながっているのだと思います(笑)
村上龍の小説は、一貫して俯瞰している感じがします。一人称でも三人称でもそう。一見他人事のような視点で書かれているので、人によっては入り込めないのかもしれません。私は逆にそのスタンスが好きなんだと思います。
ところで「限りなく透明に近いブルー」というタイトル、今更だけどカッコイイよね。そしてこれまた今更だけど、「愛と幻想のファシズム」にすべきだったか…なーんて思っている自分もいて、そんな自分にガッカリしているところですwいや、「69」も大好きだなーとか「希望の国のエクソダス」も大好きだなーとか「半島を出よ」にすればよかったかなーとか、エグイけど「イン・ザ・ミソスープ」もありだったなーとか、「共生虫」もリアルだったなーとか、「イビサ」も「オーディション」もアリだったなーとか、「走れ、タカハシ!」も意外とアリかもとか、いろいろ考えてしまって落ち込んでいるところですw





獣の奏者 1闘蛇編 上橋菜穂子
獣の奏者 2王獣編
獣の奏者 3探求編
獣の奏者 4完結編
獣の奏者 外伝 刹那

   



動物と一緒に旅する話とか、相棒が動物とか、動物と力を合わせて生きていく話とか、友達が動物とか、そういう話に目がありません。動物に限らず、例えば妖精とか幻獣とか精霊とか、守護的な何かでも一向に構いません。ピィーッと口笛を吹けば駆け寄ってくる馬でもいいし、ドラゴンでもいい。アバターに登場するあの空飛ぶ乗り物でもいい、とにかく人間ではない別の生き物と心を通わせるお話が大好きで、だからこの小説も大好きなんだと思います。ああ、王獣に触ってみたいwできれば乗ってみたいw
この小説を読むと決まって風の谷のナウシカを思い出します。





戦禍のアフガニスタンを犬と歩く ローリー・スチュワート


読み終わるまでにとても時間がかかった本でしたが、読み終わった後もずっしりその余韻を引きずった本でした。
作者はイギリスの元外交官で、アフガニスタンを自分の足だけで旅した人。しかも一人で。途中成り行きで道連れとなった犬がいて、後半はその犬と共に1日30-40キロ歩きとおしたというから驚きです。この本のすごいところは、ただの旅日記ではないところ。文中ただ者ではない感を漂わせながら、翻訳された著作がこの本しか見当たらないので、その後どうしているのかすごくすごーく気になり、調べてみたところ…どうやら政治家になっている模様。並行して執筆活動も続けているようです。とにかく多方面に優秀な人なので、その他の活動や現況が伝わってきたら嬉しいなと思います。
以前書いた感想文のようなものがあったので、もしよろしければどうぞ▶こちら





考える日々 池田晶子


初めて池田晶子さんの「言葉」を読んだ時、体がフッと軽くなった気がしました。わからないことをわかるという感覚。死とは何か。生きるとは何か。正しいことは正しい。悪いことは悪い。我思う。故に我あり。哲学っておもしれー!と思い、当時池田晶子さんの本をはじめとするさまざまな哲学書を読み漁ってました。さまざまな哲学書を読んでわかったことは、池田さんの言葉のすごさ。強くて激しいんだけど、温かい。結局他の本など放ったらかしで池田さんの本を読んでればいいやというふうに落ち着きました。この人の本を読むと、いつも怒られているような気持ちになりますが、目から鱗がボロボロ落ちるし、膝を何度叩いたかわからないし、突然ハッとして立ち上がっちゃうような衝動もたくさん味わいました。そして何より、気持ちが楽になります。大好き。
池田晶子さんは、2007年46歳の若さで逝去されました。もう二度と彼女の生の言葉に触れられないと思うと悲しくて仕方ありませんが、これからもずっと死ぬまで考え続けて行くことが一番なんだろうなあと思っているところです。





鬼平犯科帳 全24巻 完結セット 池波正太郎


鬼平犯科帳、マジで楽しかったなー…と未だに思い出してニヤニヤしてしまう時代小説。初めて手に取ったのは、池波正太郎さんが急性白血病で急逝されてすぐだったと記憶しています。読み出したら面白すぎて止まらなくなって、1日1冊以上読んじゃうなんて日もざらでした。当時はまだインターネットなど存在しないに近い状態だったので、ほぼ毎日本屋さんに通い詰め。読み終わったら買うことを繰り返していました。余りにも集中して読み過ぎて、一時話し言葉が変でしたw全部読み終わってしまった時は途方にくれました。私はこれから何を読めばいいんだ!?状態に陥ったからです。…迷わず「剣客商売」に走りましたwその次は「梅安シリーズ」wそれも終わってしまってからは、池波正太郎以外の時代小説になったりもしましたが、つくづく、しみじみ、鬼平犯科帳は本当に面白かったなぁと思い、今度長期入院することがあったら全巻読み直したいなぁなどと思いました。本当に楽しい読書体験でした。





魔女の目覚め〈上〉(シリーズ全部) デボラ・ハークネス
魔女の目覚め〈下〉


 

ファンタジー小説も好きだけど、奇想天外なミステリーも大好き。加えてゴシックな佇まいが感じられる厳かな小説も大好き。それは何かといわれたら、黴臭い埃臭いところにいそうな、吸血鬼とか悪魔的な何かとか魔法とか魔法使いとか、古くから語り継がれてきているものとでも言いましょうか、決して宗教的ではなく、その対極にある物、宗教を正当化するためにある物と言い換えてもいいかもしれません。日本には「八百万の神」とか「妖怪」という概念がありますが(私は概念ではなく「ある」「いる」と思ってますけどw)、言葉では説明できない何かを説明するためのものという認識です。そういうものを現実ととらえ、存在するものとして扱っている小説が私は大好きなのです。
この一連のシリーズはそれを具現化し、かつ歴史を司る過去の大きな出来事も取り込みながら、異種間ロマンス(ここではヴァンパイアと魔女)と、彼らの存在意義をリアリティたっぷりに知らしめた壮大なダークファンタジーだったなぁとつくづく思うのです。
似たカテゴリーの本は他にもたくさん存在します。ヴァンパイアものなど有象無象ありますが、例えば「ヒストリアン」という小説。古臭いヴァンパイアをテーマに扱った歴史小説でしたが、これがべストセラー!?と疑う、苦行にも似た辛いだけの読書体験だったのに対し、ダンブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」に代表されるロバート・ラングドン教授シリーズは、宗教や歴史上の矛盾を鋭く突きながらエンターテインメント化させ、賛否両論を巻き起こしながらも世の中の是非も含めてファンタジーとアドベンチャーの世界へ誘う画期的な内容だったと思います。何より読者を飽きさせないサービス満点の展開が素晴らしい。さらに同テーマでロマンスに特化した「トワイライト」シリーズも異種間ロマンスという意味で大興奮した小説でした。他にもいろいろあると思いますが、その中でもこの「魔女シリーズ」は、私の大好物要素がてんこ盛りな上、歴史とファンタジーを見事融合させたという意味で最も秀でており、何より物語として非常に楽しかった!と思ったので1/20冊に選びました。例の如くシリーズで1冊として数えちゃったのはご愛敬。実際、ひとつの物語が6冊に分冊化されているだけだから、1冊でいいのです!w
このシリーズは完結してしまいましたが、この手のスペクタクルは愛してやまないので、作者のデボラ・ハークネスさんはどんどん書いてくれていいよ?w





という20冊(シリーズ)になりました。何か遠い目になるよね。私はなったよw
この20冊に入れなかったけど、入れたいんだよ!という次点本ってのもあります。それもついでに紹介しようかと思ったけど、ちょっと私が力尽きてしまいましたwなのでまた別の機会にまとめますw


posted by 神無月ヱイト at 15:19| Comment(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月15日

直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読みました。

文庫になったら読もう。そう思っていた「蜜蜂と遠雷」、ようやく文庫本になったのでヒャッホウと読みました。恩田陸史上最高傑作と名高い作品だったのでとても楽しみにしていた本でした。恩田陸さんの作品を読むのは実は超久しぶりで(5年ぶりぐらいかもw)、読んでいない間にどんなふうになったのかなーと勝手に妄想していた分、余計に楽しみが膨らんでいた部分もあるかもしれません。
感想。言葉の洪水に溺れそうになりましたw


蜜蜂と遠雷(上)
蜜蜂と遠雷(下)



国際的なピアノコンクールの予選から本選までを軸に、そこに参戦する若きピアニストたちとコンクールに関わる人々の人間模様を描いた群像劇です。ピアノもクラシック音楽も、とーんとわからないド素人ですが、随所に出てくる音楽及び音に関する説明が自然でわかりやすく、集中は途切れることなく物語にするする入り込めたのは何よりもよかったです。とにかくピアニスト一人ひとりの音を一粒一粒描き分ける表現力がいい意味で過剰で、音の一つ一つを取りこぼすことなくこれほどまでに丁寧に描き分ける力ってすごい!と驚嘆。噂では聴いていたけれども予想以上だな!とまずは驚きました。

メインの登場人物はコンクールに参加しているピアニストたちですが、そのコンクールに関わる調律師などの裏方や、ピアニストを支えてきた家族や友人、師匠、そして確かな耳で評価をする審査員たちもこの物語を支える重要な登場人物です。予選は出演者も多く、読んでいるうちに混同し、混乱しないかと少々身構えたのですが、まったくそんなことは起こらず、その描き分けも本当にすごいと思いました。
例えば、予選でピアノを弾いているコンテスタントの音を、別のコンテスタントがその音への率直な感想を脳内に描いているシーンで、突然別の人が別の感想を思い描いているシーンに切り替わっても、それが別人だとわかるぐらいの描き分けです。しかもそれが誰の言葉かわかるレベルです。それは私がすごいのではなく、絶妙に描き分けている恩田陸さんの技量がすごいということ。映像や漫画であればそれは容易いですが、これは小説です。文字だけです。なのにそれがわかるってものすごいことだと思うのです。

ピアノコンクールという特殊な状況下、ピアニストたちの緊張が伝染したようにこちらの緊張感も高まっていきます。選りすぐりのピアニストたちが集結し音を競い合う場の空気はギラギラ、ギスギス、ピリピリしてもおかしくないと思うのですが、主要のピアニストたちをあえてふんわり描くことで上手に回避しているなぁと思いました。また、コンクールの予選から本選に向けて弾くごとに成長していくピアニストたちの並々ならぬ思いをそのままダイレクトに言葉に表現するのではなく、胸に秘める情熱を、ピアノにかける思いを、そこに辿り着くまでの軌跡をすべて音に乗せて昇華させ、音ですべてを表現している時点でものすげーとんでもない技量だな!と思いました。何度も言うようですが、これは小説です。ピアノの音ではなく、ピアノの音を言葉にした上で、彼らの思いも音に乗せていくというとてつもない技量。アッパレとしか言いようがありません。

予選から本選に向かってピアニストの人数が絞られていく中、物語も大いに盛り上がりを見せていきます。読んでいるこちら側も観客の一人となってコンクールを楽しみ、固唾を飲んで見守りながら静かに興奮を味わうわけですが、本選の結果は敢えて伏せて静かにフェードアウトしていくエンディングに物足りなさを感じる人もきっといるだろうなと思いました。物語の途中で、ラストはもしかしてはっきり書かないのかな?体育会系の如く順位はつけないのかな?と予感した通りだったのでガッカリはしませんでしたが、せっかく熱く盛り上がっていたのに急に盛り下がったなぁと思う人は少なくないかもしれません。でも、この余韻を残す終わり方は悪くないと私は思いました。確かに物足りない、残念だと思う向きもあるでしょうが、この長く続く余韻があるからこそ、未来へつながるのではないかとも思えるし、物語のひとつのテーマである「音楽を外へ連れ出す」という重要な宿題について、改めて考えさせられるのではないかとも思いました。
またこの3人の天才たちに会いたい。また会えるかも。そう思わせてくれる優しいラストだったと私は思います。

この小説を読むにあたって、実は下心がありました。「音楽に関するボキャブラリーをもっと豊かにしたい」という下心です。
たくさん音楽を聴いてたくさんライブに行って(最近はたくさんもでないかw)そのたびに記憶を記録したいと思い書き残す段階で、私の文章は何て稚拙で単調で語彙が貧相なんだろうと落ち込むことも多く、もっと勉強しなければならないなぁと毎回思い、思うにも関わらず、毎回同じ理由で落ち込むことを繰り返しているため、少しでも解消できたらという思いで、表現を盗んで私言葉に翻訳してやろうと思ったのです。果たしてこの本を読むことでその野心的な思いは成就したのか。結論としては、無理無理超無理!でしたw
何というか、恩田陸さんのものすごい高みに恐れおののき、勝手に玉砕し足下に屈したという感じです。この紋所が目に入らぬか!ははーって感じ。頑張ればモノマネはできるのかもしれませんが、恐れ多くてちょっと無理ゲー。こんなふうに描き分けられたらなぁという憧憬はあれど、私には無理!以上!そんな感じw己の矮小さを思い知りました。ちょっと反省して出直しますwすみませんでしたw

ところで、幻冬舎文庫を久しぶりに手に取ったんですが、このサイズ幅やっぱり読みやすいですね。今別の本を読んでいますが、ハーパーBOOKSの幅読みにくいwと思いながら読んでます。全部の文庫が幻冬舎文庫サイズになればいいのに。なーんてことを思った1000ページ超の読書でした。

posted by 神無月ヱイト at 18:12| Comment(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月10日

FF7Rの最新映像がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

そのニュースを知ってちょっと興奮したけど、見ると「えっ?これだけ?」って気持ちになる映像、貼っておきますw

FINAL FANTASY VII REMAKE for State of Play



えっ?これだけ?再びw
とにかく6月の情報解禁とやらを待ちたいと思います。
スクエニ、早く何とかしてw



ラベル:FF7 FF7R PS4 ゲーム
posted by 神無月ヱイト at 14:18| Comment(0) | Game | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月08日

令和の近況。

夢のような10連休!さて何をしよう!
…と少々浮かれていた私は、思った通りの10連休を過ごしてしまって自分に激しくガッカリしています。
一体何をしていたかというと…


ずーっとゲームしてました!!テヘペロ


掃除するぞ!洗濯するぞ!料理するぞ!断捨離するぞ!と意気込んでいた私、さようなら。
そんな気はうっすらしていましたが、マジでずーーーーっとゲームしてたよ、マジサイテーだな!
ひたすらRDR2の世界に没頭していたため、一時現実とゲームの世界と混同してましたw
ヤバイです、RDR2。

でも平成から令和のちょっとバカバカしくもニヤニヤ見てしまうお祭り騒ぎとか、新天皇の即位に関する儀式とか、一連の流れについては全部見てました。次は見られないかもしれないぐらいの気持ちで、見逃してなるものか!と気合を入れて全部見てました。皇居に行こう!という気持ちにまではなりませんでしたがw、とにかくがっつり見てました。滅多にない何かありがたいものを見た感じがハンパなかったです。

せっかく10日もあるんだし、映画もたくさん見たいなぁと思っていたのに、結局1本しか見なかったという前代未聞の事態に我ながらビックリしています。しかも見たのってコレだぜ?状態。


ペントハウス [DVD]
ペントハウス [DVD]
  • 発売日: 2012/06/20



2012年日本公開のクライムアクションコメディ映画。ベン・スティラーとエディ・マーフィってだけで充分暑苦しいのに、ケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリック、マイケル・ペーニャ、ガボレイ・シディベ、ティア・レオーニなどなど、暑苦しいの越えてウザくね?状態の豪華キャストで、予想外に楽しめました。何も見るものがない!というようなときにうってつけの映画だと思いますw

本当は、あれとかこれとか見たかったんですけどね…
せっかく買ったこれとか…


ボヘミアン・ラプソディ 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
ボヘミアン・ラプソディ 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
  • 発売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2019/04/17



discasから届いてるこれとか…




これとか…

黙して契れ [DVD]
黙して契れ [DVD]
  • 発売日: 2012/07/06



これとか…




これとか…




…実は先月もほぼ映画を見ていないので、discasのレンタル可能数が現在15枚になっていてアワアワしています…やっべーぞコレw
仕事が再開して、このままでは人間としていかがなものかということに気付き始めたので(遅いよw)、これからは少しペースダウンしたいと思います、できるかな…(←

令和はそんな感じでサイテーな出だしですが、私は元気で生きてますw
平成もお世話になりました。令和もどうぞよろしくお願いします。

posted by 神無月ヱイト at 16:56| Comment(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月24日

平成シネマランキング、からの〜

いよいよ平成の時代も終わるので、平成に見た映画で特別印象深いものをピックアップしてみようと思っていました。
なぜそんなことを思ったかというと、映画秘宝が最近そんな特集をして、それを見たtwitterユーザーがtwitter上でTOP10を上げていて、それを映画秘宝twitterアカウントがリツイートしてくるので、それに感化されて私もやってみよう!と思ったのがきっかけ。
でも、何を根拠に「平成」でくくればいいのか悩み…いくつか条件を勝手につけました。

■平成に日本で初めて公開された映画
■製作及び本国公開が昭和でも、日本での公開が平成なら平成の映画とする
■劇場公開されていない映画で、いきなりDVD化された映画については、平成に見たという意味でエントリーOKとする

そのあたりを踏まえた上で、思いつくまま映画をピックアップしていたのですが、如何せん見てきた映画が多すぎてワケがわからなくなり、半ばパニックに陥りましたw
そんな中、Movie Walkerの中に「公開年から映画を探す」という便利なページがあるのを発見し、平成に当たる1989年1月から2019年4月までの間に公開された映画をひたすらたどっていくという地味な作業に没頭w目をしばしばさせながら時間をかけて順番に見ていたわけですが…

ところで、映画以外に、例えば本とか音楽とかはやらなくていいの?と考えたこともありました。一瞬考えたことは考えたのですが、本も音楽も面倒臭すぎる!という結論に達し、とりあえず映画だけと思っていたのです。このままだと令和になってから発表することになりそうだと思いながら、今もまだMovie Walkerをウロウロしていたりするのですが…

昨日、とんでもない知らせが入ったため、考えを改めざるを得ない状況になりました。
それは何かというと…






いわた書店。本好きの方ならきっとご存じであろう、北海道の町の本屋さん。「一万円選書」のサービス展開で一躍有名になった本屋さんです。昨年、店主の岩田徹さんがNHK「プロフェッショナル」で紹介されて、全国区に知られる本屋さんとして認知されるようになりました。


Screenshot_2019-04-24.png


私はその前からこの本屋さんのことは知っていました。一番最初はどこで知ったのか全く覚えていないのですが、1万円分の本を見繕ってくれるなんて面白い試みだなぁぐらいの気持ちでインプットされていて、よく覚えていました。なぜなら一度申し込んでみようとしたことがあったからです。しかしその当時で数百人待ちだったため、無理すぎるwwwと思って諦めたことがあったのです。その後も時々話題にはなっていましたが、数百人という大きな壁が立ちはだかり、ずっと諦めてきたのです。

昨年プロフェッショナルの放送をたまたま拝見して、この本屋さん知ってる!と思いながら見ていたのですが、店主の岩田さんは毎日ひたすら本を読み続け、1年に約150冊ぐらい読んでいること、今まで読んだ本の中から顧客一人ひとりに合った本を選んでいく過程や、一人ひとりにお手紙を添えていること、書店には自分が面白いと思った本、読んで欲しいと思う本しか並べていないことなどを知るにつれ、面白いおじさんだなぁ、本好きの鑑だなぁ、その目利き素晴らしいなぁと感心してしまいました。
そしてその時「一万円選書」は、順番に受け付けるシステムから抽選に変更していたことを初めて知りました。月に何名か(何人かは忘れてしまいました、すみません)抽選で選んで、選ばれた人には「読書カルテ」に記入してもらい、それを元に本を選んで送るというシステムに変えたと知り、それならば応募してみようかな?と思ったのですが、その応募総数は今や3千人を超えると聞いて、また「ダメだこりゃwww」と思いました。
思いましたが。
昨年10月、滅多に見ないFBを見ていたら、本当に偶然たまたまいわた書店さんが目に留まり、見れば「一万円選書受付期間中」で、すごい運命的なものを感じました。1年に数日間しか受け付けない受付期間中に巡り会ったってすごいなと思ったし、これだけ何度も何度も目に留まるってことは何かしらの縁があるってことじゃなかろうかと思い立ち、ダメ元で応募をしてみたのです。少なからず岩田さんに興味を覚えていたし、当たったら面白いなぁ、まぁ当たるわけがないけど当たったらすごいなーぐらいの軽い気持ちで。

それが当たったんですよ!昨日メールが届いてびっくり仰天、思わずtwitterでアワアワしちゃったよ!すごいよ!まさか当たるとは思ってなかったよ!ビックリだよ!今朝になって、いわた書店のtwitterアカウントからテンション高めのレスが届いて、ますますビックリだよ!思わずフォローしちゃったよ!w
本当かどうかわかりませんが、プロフェッショナル効果なのか、昨年10月の応募はさらに増えて7000通を超えたとか(ネット情報だから正否についてはわかりませんw)…何だか運を使い果たした気がしないでもありませんがw、たまーにこういうことがあるから生きてると面白いなぁと思います。

今私の手元には「選書カルテ」なるテキストが届いていて、そのカルテを埋める作業をしています。
その中に「これまでに読んだ本で特に印象に残っているBEST20を教えてください」という質問があり、その20冊を選ぶのにものすごーく悩んでいるところです。
まず、20冊に収まらないよぅという苦しみ。20冊?無理無理無理!と思いながら、すごーく悩んでいます。
それだけならまだしも、選書の参考に私の個人情報を引き出そうとしてくる!…と、冗談っぽく言ったつもりが、本当にそうだなぁと今しみじみしているところですw

つまり、私のひととなりを書かなければならないのだと気づいて頭を抱えています。頭を抱えながらも、今まで読んだ本を思い出すことで、思いがけず自分の人生を振り返ることにもなっており、なぜそんな究極のプライベート情報を書かなければならないのだと思いながら、もうどうにも止まらない状態になっていて我ながら驚いていますw
もともと書くことは苦ではない質ですし(そこが問題だw)、こういうきっかけでもなければ自分語りなどする機会もないし、そもそも私の話を聞いてくれる殊勝な人などほぼゼロという環境下、そうか、私は話したかったんだと思いながら、これ迷惑じゃなかろうか…とヒヤヒヤするぐらいの量の文章を書いている「途中」です。

それを公表するつもりはさらさらありませんがw、TOP20を上げてみるのはもしかして面白いかもと思っているところです。
ものすごく面白い20冊になるかもしれないし、何だそのつまらない本、になるかもしれませんが、今まで読んできた本の中から20冊っていうのが、我ながら興味深いと思っています。私は何を選ぶんだろう。まだ悩み中ですが、近いうちにまとめたいと思います!

そして、その無駄に長くなりそうな「選書カルテ」を元に、岩田さんは私にどんな本を選んでくれるんだろう。それもまた興味が尽きません。岩田さんが選んでくれた本が届いたら、またそれも紹介できたらなぁと思います。楽しみです。
ところで、岩田さんのプロフェッショナルなお仕事ぶりは、DVD化されているそうです!NHKオンデマンドでも見られるみたいです。興味があればぜひ。


プロフェッショナル 仕事の流儀 書店店主・岩田徹の仕事 運命の1冊、あなたのもとへ [DVD]
プロフェッショナル 仕事の流儀 書店店主・岩田徹の仕事 運命の1冊、あなたのもとへ [DVD]
  • 発売元: NHKエンタープライズ
  • 価格: ¥ 2,998
  • 発売日: 2018/09/21



オオヒダさんがSocialtunes再開してくださったので、今日はSocialtunesからリンク生成しました!オオヒダさん、ありがとう!
というわけで、平成シネマランキングはまた後日、改めてw
読書ランキングは平成に限らなくなると思いますが、そちらもまた後日、改めてw


posted by 神無月ヱイト at 18:03| Comment(4) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

ティモシー・シャラメくんを見に行ってきました。

ティモシー・シャラメくんが見たくて「ビューティフル・ボーイ」を見に行ってきました。
ティモシー・シャラメくんは見られましたが、ものすごく気持ちが落ち込む鬱映画でした。実在の人物がモデルということに加え、父親役のスティーヴ・カレル、ジャンキーの息子役のティモシー・シャラメがまるで演技とは思えないリアルさで迫ってくるので、ただごとではない感がひしひしと伝わってきて、ますます気持ちがズドーンと落ち込むため、まったくお勧めできませんw


映画『ビューティフル・ボーイ』日本オリジナル本予告 4/12(金)公開



成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていた学生ニックは、ふとしたきっかけで手を出したドラッグに次第にのめり込んでいく。
更生施設を抜け出したり、再発を繰り返すニックを、大きな愛と献身で見守り包み込む父親デヴィッド。
何度裏切られても、息子を信じ続けることができたのは、すべてをこえて愛している存在だから。

父と息子、それぞれの視点で書いた2冊のベストセラー回顧録を原作とした
実話に基づく愛と再生の物語。
公式サイトより、抜粋



ほんの出来心。ドラッグに手を出したのは単なる好奇心、興味、もののはずみ、勢い、ノリ、そんな感じなんだろうなと思います。でも、きっかけは些細なことだったとしても、逆にどんなにひどい状況だったという大義名分があったとしても、ドラッグはドラッグ。その代償はあまりにも大きいもの。一度の過ちが身の破滅を及ぼすほど影響力は大きく、脳みそをつかんで離さなくなる恐ろしいものです。一度ハマったら地獄まで道連れという、ドラッグ未経験者にはまったくわからない世界がそこにはありました。

ドラッグに手を出した本人は、その快楽から抜け出せなくなると言います。きっとそうなんだろうなと思います。でもその家族のことを考えたことはあまりなかったように思います。きっと大変なんだろうなという漠然とした想像でしかなかったな、ということをこの映画を見て知り、その絶望感たるや計り知れないものがあるなと思い、考えも及ばなかった自分を少し恥じ、考えを改めました。どんなに恵まれた環境で親の愛情を一身に受けて育った人間でも、道を踏み外すときはある。それは意外に身近なことかもしれないと思っておいた方がいいのかもしれないとまで思いました。

人は「魔が差す瞬間」というものがあります。もしあの時あの場所で目の前にドラッグがあったら。そう考えただけでちょっと頭クラクラする感覚があります。私はドラッグを前にしても絶対手を出したりしないと思っていますが、実際にその状況を経験したことがないので確実に回避すると断言することはできません。どんなに自分は意志が強いと思っていても、その時の状況によって心は揺らぐだろうし、もし仮に脅されてたりしたら?と考えれば考えるほどわからなくなります。ましてや一度その快楽を体験してしまった人は、そこから抜け出せなくなるであろうことも容易に想像がつきます。だからこそ、平気で家族に嘘をつくんだなぁと映画を見ながら思い、ゾッとしました。

ティモシー・シャラメくん演じるニックは、一見順風満帆な暮らしをしていますが、その中でついうっかりドラッグに手を出してしまいます。最初はコントロールできているように見えますが、気づかぬうちにじわじわと侵略され始め、気づいた時にはもう後戻りできない状態に。家族がそれを支え、協力してドラッグから遠ざけようとしますが、ニックは何度も家族を裏切ります。ドラッグのためなら何でもするぐらいの勢いです。特に、必死にニックを立ち直らせようと努力している父親に向かって平気でサラッと嘘をつくシーンを見て、本当にコワイと思いました。ティモシー・シャラメの底知れぬ演技力ココにありって感じですよ。天使のような笑顔で「何も問題ないよ、順調だよ、ところで300ドル貸してくれない?どうしても必要なんだ」とかサラッというわけですよ、問題あり過ぎだし全然順調じゃないし、その300ドル何に使うんだよ!って感じですが、ドラッグは関係ないと笑顔で言い張るし、貸せないと言うと突然激昂するし、ジャンキーこえぇ!って心底思いました。

一時的にクリーンになり、ドラッグ経験者のミーティングに参加している時、クリスタル・メスを体験した時の話をニックが話しているシーン。「クリスタル・メスに出会って、自分に欠けていたのはコレだったんだと思った、クリスタル・メスによって満たされた気がした」というようなことを言うのですが、何だそれ!と超ビックリしました。誰しも自分の中にある空虚、埋められない何か、欠落感、表現こそ違えどみんな持ってる感覚なのだと思いますが、それをドラッグで埋めるって考え方がクレイジー!だと思ったからです。そういう考え方もあるかもしれないけど、それはドラッグを体験した人にしか得られないものなのだと思ったから余計コワイ!と思いました。違うそうじゃないと言うことは容易いけれど、何が違うんだとジャンキーに言われたら何て言えばいいんだ?とちょっと混乱しました。返す言葉がないと思ったからです。ドラッグに打ち勝てる、空虚感を埋める何かとは何か。きっとそれは人それぞれで、だからこそアドバイスも何もできないと思ったら空しくなってしまいました。

何度も何度もニックに裏切られ、その度に信じて信じて支えてきた家族、特に父親のデヴィッドが、ついに「もうお前を助けない」と言い放つシーンは、悲しくて辛くてたまりませんでした。どんな思いでそう言ったのかと思うと、胸が張り裂けそうな気持ちになりました。また、そう言われたニックの心情を思うと、こちらもまた辛くて悲しくて、またドラッグに走らざるを得ない状況がもう本当に地獄だなと。ドラッグコワイ。超コワイ。改めてそう思いました。

映画は再びドラッグに手を染めてしまったニックがオーバードースで命の危険にさらされた後奇跡的に復活し、父親の胸で号泣するシーンで暗転、しばらくエンドロールが流れるのを見ていると、劇中にも引用されていたチャールズブコウスキーの詩「Let It Enfold You」のティモシーシャラメによる朗読が流れます。5分以上に及ぶその詩の朗読は、映画の余韻の中で思いがけず胸に迫ってきます。ニックがチャールズブコウスキーに引かれた理由もわからなくはないなーと思いながらその朗読に耳を傾けていると、胸が何やらざわざわしました。
この詩は残念ながら日本では未訳のようです。そういえば一時、チャールズブコウスキー貪るように読んでいた時期あったなーと懐かしく思い出したり。これを機に、この詩が入った詩集が出たりしないかなーと思いました。

映画は終始鬱になる展開でしたが、役者の演技力が光る心に残る作品だったと思います。救いは、モデルとなった親子が現在も現役で活躍している人たちだということ。父親のデヴィッドはライターで、ジョン・レノンの生前最期のロングインタビューをした人物だというので、その筋では有名人のようです。息子のニックはNetflixの人気ドラマ「13の理由」などを手掛ける脚本家として活躍しているそう。現在8年以上ドラッグから遠ざかっているそうなので、よく頑張りましたね!と、他人事ながら声をかけてあげたくなりました。今後の活躍も期待したいです。

最初からわかっていたことですが、ティモシー・シャラメくんはやはりすごかった。この作品のために体重落としたり、本人に会って話を聞いたり、ジャンキーに会ったり施設を訪ねたり、いろいろと試行錯誤をしたようです。ドラッグキメた後のプルプル震える姿とか、この子すっごいな!というのを目の当たりにしながら、あー頭くしゃくしゃにしてむちゃくちゃ撫でまわしたい!という衝動と一人戦っていましたw
この後、既にいくつかの作品の出演が決まっているようです。


今後はウディ・アレン監督の新作でエル・ファニング、ジュード・ロウと共演する『A Rainy Day in New York(原題)』(19)、シェイクスピアが原作の『THE KING(原題)』(19)、グレタ・ガーウィグ監督と再タッグを組みエマ・ワトソン、メリル・ストリープと共演する『Little Women(原題)』(19)、さらにはウェス・アンダーソン監督の新作『The French Dispatch(原題)』(19)にも出演が決定。さらに主演を務めるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『デューン 砂の惑星』の撮影が控えている。
ビューティフル・ボーイ」公式サイトより



エルファニングとジュードロウと共演ですってー!?ファーw
エマワトソンとメリルストリープと共演!?ウェスアンダーソン監督!?ファーw
ワクワクが止まらないぜ…(涎∀涎)


posted by 神無月ヱイト at 16:17| Comment(0) | Cinema | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月19日

RDR2、西部劇の世界にタイムスリップしたかのような圧倒的リアルを体験するゲーム。

Red Dead Redemption 2_20190413105653.jpg


RED DEAD REDEMPTION 2、略してRDR2。
PS4を手に入れて、ただいま絶賛プレイ中です。
プレイ中というか…その世界にどっぷり入り込んでのめり込んでいると言った方が近いかと思います。とにかく一癖も二癖もあるゲームであることは間違いなく、このゲームを語る時、何と表現していいのかわからないというのが正直なところ。アメリカが開拓途上にあった時代の混沌とした世界をそのまままるごと忠実に再現したとしか言いようがない、圧倒的リアルなグラフィックにまずはガツンとやられ、細かすぎる設定に変態すぎる!と悶絶し、面倒臭いやりとりに面倒臭いがそこがいい!と負けじと変態ぶりを発揮し、ロックスターゲームスの狂気と言い換えても差し支えなさそうな本気度に打ちのめされ、日々感動している、といったところです。

前作、RDRとの関連性についてどうなっているのかと思っていたのですが、RDRより十数年前という設定のようで、前日譚に当たるとのこと。今回の主人公はアーサー・モーガン、ダッチ率いるギャング集団のリーダー的存在で、荒くれどもの取りまとめ役といったところ。前回の主人公・みんな大好きジョン・マーストンもいる!と気づいた時は超うれしかったです。一方で、RDRに登場したダッチは小汚いおっさんだったし、その後の悲劇的結末もわかっているため、彼らの行く末も何となく想像できてしまい、非常に複雑な気持ちになります。

本当は最後までストーリーを追ってから書きたいと思っていたんですけど、コレ、いつ終わるかわからないぞ…?と思い始めました。っていうか、逆に終わらせたくない気持ちが募り、終わらせたくないが故に本編とは関係ない作業に没頭しているとしか思えません。ひたすら馬に乗って走り回り、道すがらいろんなところに立ち寄り、いろんな人に声をかけ、ずーーーーっと狩りをして、ぼーーーーーっと釣りをしています。だから、きっといつまでたっても終わりそうにないから、まだチャプター2の終盤ぐらいだけど(書いている間にチャプター3に突入しちゃったけどw)、現時点のこの胸にあふれ出る思いをつらつらと書き留めておきたいと思いました。この “狂気のゲーム” としか思えない非常に癖の強いゲームについて、あくまでも現時点での感想を書いてみます。

※書いているうちにどんどん長くなっていったので、PS4の機能のひとつ、ゲーム中に適当に撮ったスクリーンショットを入れておきますねw
※書いているうちにバカみたいに長くなっちゃったので、以降は興味のある方だけどうぞw


▶RDR2、途中の感想はこちら
ラベル:rdr2 PS4 大好き R☆
posted by 神無月ヱイト at 11:18| Comment(0) | Game | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

PS4を買って思うことをつらつらと。

PS4を買ってしばらく経ったので、現在の心境を書いてみようと思います。

思えばPS3をお誕生日プレゼントとしてプレゼントしていただいたのは2009年のことでした。あれから約10年経っているんだなぁと思うと非常に感慨深いです。
あれは本当にびっくりしたよね。ずっと欲しいと言い続けていたけれど、まさかそういう形で夢がかなうとは思っていなかったから。その節はどうもありがとう、ありがとう、ありがとう。
PS3が家にやってきて劇的に変わったのはやはりBlu-ray環境が手に入ったことでしょうか。DISCがBlu-rayになったことで容量が格段に増え、ゲームとは思えない「映像」が見られるようになったことが一番大きい。とはいえ、まだ当時のテレビはブラウン管だったけれどもw、PS2からPS3の環境の変化は革新的だったなぁと今しみじみ思います。デジタルテレビになったのは、翌年2010年。その時の驚きと感動は今も鮮明に覚えています。最初に見たのは先生のDVDだったけどもw今思えばなぜBD見ないって感じだけどもw

PS4はPS3を超えるのだろうかと思っていたけれど、処理能力がハンパないということは、何となく感覚でわかっていた気がします。
でもまだPS3を初体験した時の衝撃は超えていないかな?という感覚です。
まぁPS3はBlu-ray+デジタルテレビへの転換という、時代を象徴するものが重なったから仕方ないのかなと思わなくもないですが。

PS4は2013年に発売された家庭用ゲーム機ですが、当時は(個人的には)箸にも棒にもかからず、それもそのはず、まだまだどっぷりPS3に夢中だったし、そもそものソフト数が全く追い付いていない状態だったので、眼中にありませんでした。
PS3に何か不満を抱いていたのなら話は別ですが、不満どころか超満足していましたし、やりたいゲームも見たい映画も尽きることなくありました。ずっとPS3のままでいいとさえ思っていました。だからPS4が出てくる意味がよくわからなかったし、現状維持でまったく問題なかったのです。それでもそのうちソフトが出そろってきたらほしくなるんだろうなぁという予感はありました。

PS4を買わなくちゃ!と初めて強く思ったのは、2015年、FF7のリメイクが発表された時でした。私の(個人的な)闘いはそこから始まっています。


FINAL FANTASY VII REMAKE for PSX_JP


(コレ、FF7やったことある人ならわかると思いますが、オープニングの戦闘シーンだよね、ものすっごい懐かしいよね!あれがこうなるとか悶絶するよね!w)


そこからは、新しいタイトルが出るたびにやきもきさせられ、落ち着きを失い、そわそわ度が増していきました。たまらずにtwitterなどで時々「PS4のあれがやりたい」とか「PS4がほしい」などとつぶやくと、必ず「「とっとと買えw」「買えばいい」などと冷たい言葉が返ってくることにもめげずw、時々思い出しては「PS4のあれがやりたい」「PS4がほしい」とつぶやき続けました。
なぜ何度もしつこく言い続けたのかと言うと、言い続ければいつか夢は叶うと思ったからです。小さい夢だなと思う向きもあるでしょうが、当時私はいろんな問題を抱えていて、とても小さな夢とは言えない状態でした。PS4?夢は寝てから見ろ。そんな状態だったからこそ、言い続ければ夢は叶うと信じたかったのかもしれません。また言い続けることで、自分へのプレッシャーにしたかったのかもしれません。

その後も続々と私の心を盛大に奪うタイトルが容赦なく発表&発売され、そのたびに悶絶するはめに。もうダメかもわからんね…と何度思ったかわかりません。思ったけれども、イヤまだちょっと無理…と自分を制し、律し、欲望を抑えて抑えてほとぼりを何度も乗り越えてきて苦節4年、2019年にとうとう勢いで買ってしまったPS4、今は「こんなに楽しいものを、何で今まで買わなかったんだろう!」って気持ちです。買ってよかったPS4、ありがとうありがとう!今はもうプレステ公式twitterのつぶやきがTLに流れてきても、Shit!とか思いません!ありがとうありがとう!w

PS4になって実感したことは、起動がとても速いということ。そして感動しているのは、コントローラーのPSボタンを押しただけでテレビも自動的にスイッチが入り、何もしなくてもPS4の画面に勝手に移行することです!それって最近は普通なの?わからないけど、テレビの面倒まで見てくれるのは本当にすごいと思います!(スイッチオフまではしてくれないけどw)
AmazonプライムやYouTube、Spotifyの登録などはサスガにスムーズです。ちょっとウザイぐらいだと思ったのは、SNSとの連携。twitterやFacebookなどと連携すれば、ゲーム画像や動画がアップできちゃうよーというわけです。そういう人がいることもわかるし、そういうYouTuberがいるのもわかりますが、うるさいホットケ!という私のような人間にとってはウザイの極致ですw私はオンラインでもオフラインのフリが得意だっちゅーねんw

そんな私が今ディープにハマっているゲームはこれ。既に延々できる気がしていますw





まだ始めて間もないので感想などは別の機会に改めたいと思いますが(というか、もう書き始めているので近いうち暑苦しく語ると思いますw)、数時間やってみて思ったことは、「ロックスター・ゲームス、絶対頭おかしいw」ということw。ネットで得た情報によると、7年の歳月をかけて延べ3000人以上が携わったっていうから本当に頭おかしいw全てにおいて作り込み過ぎだし、やりすぎだし、過剰だし、もはやゲームの域を超えた何かだよコレ。すべてにおいて感動せずにはいられない凄まじさ。動物わらわら。植物わさわさ。オープンワールドって素敵なシステムだけど、行くとこあり過ぎだろ!っていうか広すぎだろ!と思わずプンスカしそうになるほどやること多すぎです。やらなければ物語が進まないミッションもありますが、基本的には何をやってもOKなので、とにかく愛馬に乗ってただひたすら走ってます。それだけで超絶幸せ。あー楽しい。楽しすぎて悔しい。ありがとう、ロックスター・ゲームス!

これがあれば他のソフト要らないわwってぐらいやり込み度が凄まじいゲームではありますが、ハードを手に入れてしまった今、今後はソフトの選別という苦しみが付きまとってくるのだと思います。そうやってハマるからゲームは本当にコワイ。でも時間は有限だし買いだしたらキリがないので吟味に吟味を重ねていきたいところ。っていうかそうしないと大変なことになるぞ自分。

そんな中、とても気になっているタイトルがひとつあります。
年内にも発表されると噂されているあのタイトル。「THE LAST OF US PART U」です。


『The Last of Us Part II』トレーラー



The Last of Us Part II – E3 2018 Gameplay Reveal Trailer | PS4



ロックスター・ゲームスもすごいが、ノーティドッグも半端なくものすっごいな、しかしw何だコレ状態w
このトレーラーを見ながら、しばし「ラスアス」への思いや思い出がよみがえったことは言うまでもなく。文字通り夢中になってプレイしたゲームのひとつだったし、ゲームの中の登場人物への思いも半端なかったので、2が制作中だと知った時はそれこそ小躍りして喜んだものですが、PS4を手に入れた今、イケナイ気持ちがムクムクと。
それは何かというと、2の前にPS4版ラスアスやっておいた方がいいんじゃないの?(←絶対間違ってると思うw)


著者 :
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
発売日 : 2018-07-26



PS3版との違いは、多くありません。
リマスター版なので、絵がきれいになっているようですが、元々のグラフィックが破格の美しさなので、劇的に変わったというわけではないようです。


The Last Of Us: Remastered - Trailer Comparison - Eurogamer



私にはあまり違いがわかりませんがw、Mが強くなったかな?って気はします。

もう一つは、DLC「Left Behind -残されたもの-」が最初からディスク内に収録されていること。元々は有料コンテンツだったものです。私は既にプレイ済みなんですが…本編に関わる悲しくて切ないお話を思い出して遠い目になってしまいました。

もう一つ「サバイバルモード」を超える(?)「グラウンドモード」が追加されているそうです。私には縁がなさそうですがw、物資が極端に減り、聞き耳が使えなくなり、敵の強度が格段にアップというモードとのこと。究極のサバイバルですね。聞き耳使えるならやってやってもいいのになw

最後にもう一つPS4ならではの「フォトモード」が面白そうです。いろんな場面の写真がスクリーンショットとして作成できるので、シュールな写真がたくさん撮れそうwちょっとやってみたいです。

そんな流れで、改めて「ラスアス」の感想を書いてみようかな…とも思ったのですが、以前書いたものを今一度読み返してみたら、これ以上何を書くというのだという気持ちになったので、もしご興味あればこちらをどうぞ。
「The Last of Us」を一度クリアしての感想→名作ですぞ!

2周目終わったあたりで書いている文章のようですが、その後上級+まで終え、その後もずっと上級+で何度も何度も繰り返しやり続けてジョエルを強化するカプセルが何百個もたまっているような状況ですw何周したんだよって感じなのに、リマスター版やる?とか言ってる時点で頭おかしいと思いますwでもまだ拾いきれてないアイテムあるからね、毎回アイテム数が違うから、見落としたくさんあるんだと思います!(PS3でやり続ければいいと思うよ、私w)

PS4やめますか、人間やめますか。今本当にそういう状態。大人でもこんなに夢中になるんだもの、子供にこんなもの与えたらダメだよねとしみじみ思いましたwプラスになることももちろんあるでしょうが、マイナス要素の方が断然多そうw目が悪くなるだろうし睡眠時間減るだろうし運動不足になるだろうし生活習慣が盛大に乱れそうだし話が上の空になりそうだし…そんなん言い出したらキリがないですwコワイコワイw

その後、またPS4関連で買ったもの(この連鎖もコワイw)





手元にあるUSBメモリがPS4に超入れにくく、ダメだこりゃ状態だったことと、3.0仕様がほしかったので購入。キャプチャ画像などの保存用にいいかなと。PS4を既に購入してモンハンにどっぷりハマっているお友だちからは「外付けSSDにすると起動が早くなる」と入れ知恵されたのですが、まだ買ったばかりだし、とりあえずはメモリでいいよw
結論。PS4は結構お金がかかるw

ラベル:PS4 ゲーム
posted by 神無月ヱイト at 17:43| Comment(0) | Game | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする